犬が人を助けた心温まる3つのお話と助けた犬種の解説

レトリバー最高

犬と人間の絆は古く、そしてとても深いものですよね。犬は人間の永遠のパートナーです。そんな愛すべき犬たちが、ボクたち人間を助けてくれた心温まるお話を集めてみました。一緒に感動し犬により一層深い親近感を持っていただければ幸いです。

バディくん

ジャーマンシェパード

アメリカ・アラスカ州で火事に巻き込まれた飼い主を助けようと、警察のパトカーを誘導して火事現場まで案内した1匹の犬がいたそうなんだ。

賢い犬ですね。火事になると人間でさえパニックになってしまうのに、冷静に判断して助けを呼びに行くという判断をしたんですね。犬の名前は、5歳のオスのジャーマン・シェパード、バディくんだそうです。当時、彼が実際に警察を誘導した動画もあります。

すばらしい!

ジャーマン・シェパード

ジャーマン・シェパードは、アメリカではもっとも人気のある犬種です。仕事の幅としても警察犬、軍用犬といった実戦系から、捜索救助犬、麻薬探知犬、爆弾捜索犬といった探索系まで多彩に活躍できる犬種です。このように多種多様に活躍できる背景には、ジャーマン・シェパードの服従性の強さが影響しています。飼い主が求める全ての意図を理解し、正確に服従し行動ができます。

でも、注意点もあります。人間が服従訓練を怠った結果、主従関係が逆転してしまうことがあります。こうなると命令をまったく聞かなくなります。小さい時から訓練を繰り返し、服従性をしっかり養っておきましょう。

ヨギくん

ゴールデン・レトリバー

 アメリカのテキサス州で、自転車事故を起こし命の危険にさらされた飼い主を救ったとして、ゴールデン・レトリバーが表彰されました。

いったいどんな事故だったのでしょうか?

ポール・ホートンさん(58歳)は昨年の10月、愛犬であるゴールデン・レトリバーの「ヨギ」を連れ、いつものように家の近くの丘までサイクリングをしていました。

トラブルは段差のあるところをジャンプして乗ろうとしたときに起こりました。ホートンさんによると、同様のジャンプは過去に100回はしてきたそうですが、運悪くそのときは前輪が止まってしまったとのことです。

そしてハンドルの向こうに投げ出され、頭をひどく打ち付けてしまいました。ヘルメットはかぶっておらず、脊髄を損傷したホートンさんは意識を失ってしまったのです。

いつもの道をいつものように気持ちよくサイクリングしている中での事故。こんな状況では発見が遅れてしまう可能性が出てきそうですね。では、ヨキくんはどうしたのか?

ホートンさんは、家へ帰って助けを呼んでくるように必死で伝えましたが、ヨギはそばを離れたくないとばかりに動きません。ホートンさんはそれ以上声を荒げる事はできませんでした。

ようやくヨギが動き出すと、大通りの方へと向かって行き、たまたま散歩をしていた近所に住むブルースさんとマギーさんの二人を連れてきたそうです。

2人はヨギの様子からすぐに異変に気づき、後をついて行ったそうです。二人によると犬は2人に気づくとそばにやってきたと言います。

最初は心配でその場を離れることができなかったヨキくん。でも、遠くで人が歩いているのを発見すると、すぐに自分が何をすればいいのかを理解し行動しました。すばらしい!

もしヨギの助けがなければ、出血した血液が喉に詰まったり、ショックによって死に繋がっていた可能性もあったとして、2011年の勇敢な犬に贈られる賞が授与されました。

ホートンさんは下半身が使えなくなりましたが、前向きにリハビリに挑んでいるとのことです。

下半身が動かなくなるといった大変な事態になってはしまいましたが、ヨキくんがいればきっとホートンさんもこの苦難をなんなく乗り越えることができると思います。犬はそんな力も与えてくれるはずです。

ゴールデン・レトリバー

ゴールデン・レトリバーは、ラブラドール・レトリバーに似ていますが、人間が改良し作り上げた経緯が少し違います。ラブラドール・レトリバーは人間の生活を助けるのため。一方、ゴールデン・レトリバーは、人間に心に充足を与えるために作られました。ようするに、かわいいお家用の犬になります。

でも、レトリバーとついていることから分かる通り、人間の言う事はよく聞く賢い犬種です。とても大きな体をしているのに、家の中で飼うのに困らないのは、おっとりとした性格もありますが、あわせてよく言うことを聞く賢い犬種だということもあります。

ローゼルちゃん

ラブラドール・レトリバー

盲導犬のローゼル(ラブラドールレトリバー/メス)は、2001年9月11日、世界貿易センタービルのツインタワー北棟78階にいた飼い主のマイケル・ヒングソンさんを含む大勢のビジネスマンを救った。

9.11の時にも犬が多くの人の命を助けてくれていたという、とても驚くべき、感動するお話です。では、どうやってみんなを助けたのか?

ハイジャックされたアメリカン航空機が突っ込んだ北棟では、誰もがパニック状態にあった。しかし、生まれつき全盲のマイケルさんは、階段を降りるよう促すローゼルのおかげで、落ち着きを取り戻した。やがて多くの人が先導するローゼルの後に続き、1時間かけて無事にビルの外へと避難した。

盲導犬だったことが幸いしたのでしょう。盲導犬は元来、冷静な判断の元パートナーの命令を正確に遂行するように訓練されています。したがって、今回のように周りが騒がしくなるようなパニックの時でも大丈夫だったのでしょう。

それにしても、犬が多くの人を導き、出口に向かって歩いていく姿はいいですね。想像しただけで感動です。

ラブラドール・レトリバー

ラブラドール・レトリバーを飼ったことがない人は、ラブラドール・レトリバーをとても大きな犬と考えているかもしれませんが、実はそこまで大きくありません。確かに大型犬に分類はされますが、大型犬の中でも一番小さな方です。実際、ボクの家にいるラブラドール・レトリバーは20キロしかありません。

ラブラドール・レトリバーは、盲導犬として活躍する機会が非常に多く、北海道では盲導犬の全部がラブラドール・レトリバーで登録されています。これは、ラブラドール・レトリバーの大きさが盲導犬を求める人の生活にピッタリだからです。いっけん盲導犬には大きな犬の方がよさそうですよね。大きな体で、目の見えない方をしっかり守り、誘導し助けてあげることができそうです。でも、人間の生活の隙間にうまく入っていくにはあまりに大きな体の犬では無理がでてきます。

例えば、エレベーターで盲導犬連れの方と一緒になったとします。その盲導犬がセントバーナードのようにすごく大きな犬だったらどうでしょうか?おそらく、健常者はエレベーターに一緒に乗ることができないでしょう。そうなると不都合ですよね。

したがって、盲導犬にはラブラドール・レトリバーぐらいの大きさが重宝されるわけです。人間の生活にそれなりの存在感を発揮しつつ、健常者の邪魔にならず、目の見えない方の助けとなるすばらしい犬種です。また、家に帰ったあとの世話もありますので、世話のしやすさからも目の見えない方からすれば、ラブラドール・レトリバーはちょうどよい大きさだと判断できます。

レトリバー最高

ABOUTこの記事をかいた人

畑本アントニールイス(アント)Antony Louis Hatamoto/2015.10〜広島県三次市地域おこし協力隊/中小企業診断士をTACで学習中(2017合格予定)/主に地域おこし、情報発信、経営の3点に関連した情報を研究、発信します/田舎での起業、経営に特化したコンサルタント(協力隊任期後)